救命救急講習会を実施しました!
堺高石消防署のご協力を得て、7月13日(木)に、取石公民館にて、救命救急講習会を実施しました。
昨年より、医師会会員だけでなく、一般からも参加者を募っています。今年も、羽衣学園高校の生徒さんが、たくさん参加されたほか、南海福祉専門学校の先生方、取石中学校の生徒さん、介護事業所の方と、いろいろな年齢、職種の方が、一緒に講習を受けるという風景が見られました。
受講風景
講習のはじめは、DVDを見ることでした。
学校から帰宅途中に、歩道に倒れている人を見つけた生徒たちが、
「びっくりして頭の中が真っ白になった」けれども、「ともかく、人を集めなくては」と、急遽学校に戻り、
先生の応援を求め、
救急車を呼び、
AEDを持ってきて、
先生方が心肺蘇生を始める、
という実際にあった話が紹介されました。
「講習を受けていたので、なんとか、習った事を思い出してやりました」
ちょうど、講習に参加された方と同じ年代の生徒さんでした。
この日、講習を受けてくれた生徒さんも、他の方も、いざというときに
大切な命を守るために、必要な行動を、ためらわずにとってほしいと思います。
『意識の無い人がいたら怖がらず、心肺蘇生をする』
『いやがる反応があれば、そのときにはやめる』
最後に救急隊の方から、次のようなお願いがありました。
救急車が到着するまで、現在はおおむね9分かかります。
それまでの間、絶え間なく、心肺蘇生を続けてください。
必要なときには、どうぞ、ためらわずに救急車を要請してください。
ただ、必要以外の救急車要請は控えてください。
どこかに派遣された救急車は途中で別のところに行くことは出来ません。
救急要請が重なると、どうしても救急車の到着は、遅れてしまいます。
そして、救急車が遅れ、病院に到着するのが遅れれば、それだけ、
命を救う可能性は低下してしまいます。
あなた方の大切な方が救急車を必要とするときのことを考えて、
行動して下さい。 と
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