今年も風疹ワクチン接種に補助が受けられることになりました
昨年、風疹が大流行したのはまだ記憶に新しいことと思います。非常に悲しいことですが、昨年の風疹大流行に伴って、少なからぬ人数の先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれています。今年もすでに風疹発生の報告があり、昨年のように流行するのではないかと心配されています。
風疹に対して十分な免疫を持っていない女性が、妊娠初期に風疹にかかると赤ちゃんも胎内で風疹に感染してしまいます。赤ちゃんが風疹に感染した週数によって、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等さまざまな病気を引き起こす可能性があるのです。赤ちゃんのこれらの病気を先天性風疹症候群といいます。ただし、感染した赤ちゃんが必ず発症するとは限りません。発症してもすべての症状をもつとも限りません。しかも、予防接種を受けてしっかり風疹に対する免疫をつけておくことで、確実に予防することができます。このため、風疹の予防接種(はしか風疹混合ワクチンを接種)の費用の一部が今年度も公費で補助されることになりました。
実施期間 平成26年4月1日から平成27年3月31日まで
対象者 高石市民で、
風疹抗体検査の結果、抗体が十分でなく(HI法で16倍以下)
ワクチン接種が必要であると判定された人のうち
妊娠を希望する女性及びその配偶者、妊婦の配偶者
自己負担金 3000円
抗体検査 大阪府和泉保健所において無料の抗体検査を6月より実施します。
日時:毎月第2、第4木曜日(午前9時30分?10時30分)
対象:妊娠を希望する女性及びその配偶者、妊娠している女性の配偶者
(無料ですが電話予約必要です)
検査結果:郵送
問い合わせ:大阪府和泉保健所 電話0725-41-1342
(注1):高石市の管轄は和泉保健所ですが、大阪府内の他の保健所でも無料で
抗体検査を受けられます。(大阪市、堺市、豊中市、高槻市、枚方市、東大阪市を除く)
医療機関で抗体検査を受けられる場合、費用は補助対象外です。
以前に受けた抗体検査の結果は、5年前のものまで有効です。抗体検査の結果用紙(妊婦健診で抗体検査を受け、母子健康手帳に抗体価の記録がある方は母子健康手帳) の提示が必要です。
妊婦さんを守り、これから生まれてくる赤ちゃんを守るために
ワクチンの接種を受けましょう!
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