早いもので、もうすぐ3月。定期接種には3月末で終了するものがあります。
対象者の皆さん、予防接種はすんでいますか?
定期接種でない場合には、接種費用が自己負担になってしまいます。
今のうちに、忘れずに済ませてしまいましょう。
水ぼうそう
今年度に限り、救済処置として、
3才の誕生日から5才の誕生日の前日までのこどもで、
水ぼうそうにかかったことがなく、 水ぼうそうワクチンを一度も接種したことがない人は、
一回だけ定期接種として無料でうけることができます。
今年度限り、3月末にまでの措置です。
4月からは3才以上の子どもの水疱瘡ワクチンは、有料で接種しなければならなくなります。
肺炎球菌ワクチン
今年度中に、65才、70才、75才、80才、85才、90才、95才、100才、101才以上になるひとが対象です。公費負担で受けられるのは一度きりですので、3月31日までに誕生日をむかえて上記の年齢になるかたは、忘れずに肺炎球菌ワクチン接種を受けてください。
今の時代でも肺炎は日本人の死亡原因上位の病気で、決して侮ることはできません。
すべての肺炎を予防できるわけではありませんが、ワクチンにより、肺炎のリスクを減らすことはできるのです。
麻しん風しんワクチン
麻しん、風しんワクチンの第2期の接種は小学校入学前の1年間です。3月末で公費での接種は修了します。妊娠中に風疹にかかると赤ちゃんが病気になって生まれてくる可能性があり、風しんの流行予防のためにも、しっかり免疫をつけておきましょう。
また、麻しんの接種がすんでいないと、海外への修学旅行や、将来、学校、病院で実習を受けるとき、参加できないことがあります。
後日、あわてて自費で接種を受けずにすむようにきちんと済ませておきましょう。
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